大腸ポリープ切除

日帰り大腸ポリープ切除に対応

日帰り大腸ポリープ切除に対応大阪天王寺胃と大腸消化器内視鏡クリニックでは、事前に患者様のご同意を得たうえで、大腸カメラ検査で発見した大腸ポリープをその場で切除することができます。また、他のクリニックで見つかった大腸ポリープを、当院で切除するということも可能です。
大腸粘膜には神経が通っていないため、切除の際に痛みはありません。また当院は静脈内鎮静法にも対応しておりますので、内視鏡を挿入するときの苦痛をほとんど感じないまま検査と切除を終えられます。
大腸がんの多くが、大腸ポリープががん化して発生します。大腸カメラ検査でポリープが発見された場合には切除希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。

大きさが様々な大腸ポリープ

大腸ポリープとは

大腸ポリープとは大腸ポリープとは、大腸粘膜に発生するいぼのような隆起のことを指します。
非腫瘍性ポリープと腫瘍性ポリープに分けられ、非腫瘍性ポリープはさらに炎症性ポリープや過形成性ポリープに分類されます。一方で腫瘍性ポリープは、腺腫やがんなどの分類があります。

大腸ポリープの大きさとがん化の可能性

大腸ポリープの大きさは、数ミリから30ミリ程度のものまで、さまざまです。
がん化の可能性は、6~9ミリのポリープでは約7%ですが、10~19ミリのポリープでは約25%、そして20ミリを超えるポリープの場合は50%程度にまで上昇します。
一般的には、5ミリ以上の大腸ポリープが切除の対象となります。
なお、大腸ポリープの大きさによっては、その切除に際し、出血などのリスクを考慮して提携する病院へとご紹介することがあります。

大腸ポリープの原因・なりやすい人は?

大腸ポリープの原因・なりやすい人は?大腸ポリープの発生には、加齢や食生活の変化、遺伝などが影響しているものと考えられます。
そのため、以下のような人は、大腸ポリープが発生しやすいと言えます。該当する方は、定期的に大腸カメラ検査を受け、大腸ポリープの早期発見に努めましょう。

  • 大腸がんの家族歴がある方
  • 高カロリー・高脂肪の食事が習慣になっている方
  • 肉類、加工肉をよく食べる方
  • 肥満の方
  • アルコールの摂取量が多い方
  • 喫煙する方

大腸ポリープは自覚症状がほとんどない!?

大腸ポリープは、ほとんど自覚症状がありません。だからこそ、定期的な大腸カメラ検査が重要になります。
肛門近くのポリープから出血を起こして血便が出ている場合や健康診断などで便潜血検査を受けて陽性だった場合もできる限り早めに大腸カメラ検査を受け、大腸ポリープや大腸がんなどの疾患の有無を確かめることが大切です。

大腸ポリープの検査

大腸ポリープの検査方法には、便潜血検査と大腸カメラ検査があります。

便潜血検査

便潜血検査便潜血検査は、便中の血液の有無を調べる検査です。簡便であることから広く行われていますが、大腸がんと比べて大腸ポリープに対する感度はあまり高くありません。また、便潜血検査で陽性であった場合も、大腸ポリープによる出血であるかどうかは確定できず、精密検査として大腸カメラ検査が必要になります。

大腸カメラ検査

大腸カメラ検査大腸カメラ検査では、大腸全体の粘膜をカメラ直接観察します。さらに、組織を採取して病理検査を行うことも可能です。大腸ポリープや大腸がんだけでなく、炎症性腸疾患や大腸憩室症、虚血性腸炎など、大腸のさまざまな病気の診断が可能です。もちろん、医療機関によっては発見次第ポリープを切除できるという点も、大腸カメラ検査を行う大きなメリットと言えます。
食習慣や家族歴などからリスクが高い場合や、すでに血便などの自覚症状が現れている場合には、大腸カメラ検査を受けておくのが安心です。

大腸カメラ検査について
詳しくはこちら

大腸ポリープの治療~切除方法~

大腸ポリープの切除の方法には、以下のようなものがあります。ポリープの状態や患者様のお体の状態に応じて、適切な方法を選択します。
いずれの場合も、内視鏡スコープの先端から出す「スネア」という金属の輪っかを活用します。

ポリペクトミー

スネアを大腸ポリープの茎(根元付近)に引っかけ、高周波電流を流しながら締め、焼き切ります。
通電による止血効果がありますが、熱が発生するために炎症や穿孔のリスクがあります。

コールドポリペクトミー

高周波電流を流さずにスネアを大腸ポリープの茎に引っかけ、締めつけることで切除します。
切除の際には出血がありますが、ほとんどの場合、自然に出血は止まります。必要に応じて、内視鏡で止血の処置を行います。

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

隆起が少なく、そのままではスネアを引っかけづらいポリープに対して行います。
粘膜に生理食塩水を注入してポリープを持ち上げ、そこにスネアを引っかけ、高周波電流を流しながら締めつけ、焼き切ります。ポリペクトミーとは異なり、生理食塩水によって通電の熱が伝わりにくいため、炎症や穿孔などのリスクが抑えられます。

大腸ポリープ切除後の注意事項(食事)

大腸ポリープの切除後、1週間ほどは出血が起こりやすい状態です。そのため、飲酒、長時間の入浴、激しい運動、腹圧のかかる作業(重いものを持つ等)、長時間の運転、飛行機を利用した出張・旅行は1週間程度お控えください。
また、切除当日は、お風呂には浸からずにシャワーのみで済ませてください。

食事について

切除当日

大腸ポリープ切除後の注意事項(食事)お粥、素うどんなど、消化の良いもので済ませてください。

切除翌日~数日

刺激の強いもの、脂っこいもの、脂肪分の多いもの、食物繊維の多いもの、アルコールなどを控えた上で、できるだけ消化の良いものを食べてください。

切除一週間後~

アルコールを含め、通常通りの食事を摂っていただいて構いません。
ただし、高カロリー・高脂肪の食事、飲み過ぎは、大腸ポリープのリスク要因となります。再発を防ぐためにも、引き続き、摂り過ぎないように注意しましょう。

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